労務の判断を外部に置く
人事労務は、「手続ができる」だけでは回りません。
本当に難しいのは、判断が必要な場面を、誰が引き受けるかです。
外部労務責任者サービスは、社内で担いきれなくなった 労務の判断・設計・優先順位付け を、外部で引き受けるサービスです。
判断が必要になる瞬間とは
労務の判断が必要になるのは、トラブルが起きたときだけではありません。
むしろ多いのは、日常業務の中で立ち止まってしまう瞬間です。
・法律上は問題なさそう
・前例もある
・でも、このまま続けていいのかは分からない
こうした場面で、作業ではなく 「判断」 が求められます。
多くの企業では、この判断を総務・経理・管理部門の担当者が兼業で引き受けているのが実情です。
具体的な判断シーン
労務の判断とは、正解を即答することではありません。
この状況を、どう扱うかを決めることです。
たとえば、次のような場面です。
・勤怠上は時間外だが、業務指示との関係をどう整理するか
・突発的な対応が続いた場合、36協定との関係をどう判断するか
・これまで慣習で回してきた運用を、今後も続けてよいのか
・制度上は可能だが、実務や公平性の観点で採用すべきか
・個別の相談を、その場限りの例外にするか、ルール化するか
・管理部門自身の長時間労働を、どう是正するか
これらはすべて、Yes/Noでは割り切れない判断です。
法律を知っているだけでは足りず、現場の実態・運用・今後の影響まで含めて整理する必要があります。
社内で抱え続けた場合に起きること
多くの企業では、「今いるメンバーで何とかしよう」と考えます。
それ自体は、自然な判断です。
しかし、判断が増え続けると
次のような状態になりやすくなります。
・判断が特定の人に集中する
・前例や慣習に頼らざるを得なくなる
・確認や相談が増え、業務が滞る
・管理部門の長時間労働が常態化する
これは、能力や努力の問題ではありません。
判断を担う構造そのものが、限界を迎えている状態です。
外部労務責任者が担う役割
外部労務責任者は、社内に代わって最終決定を行う存在ではありません。
また、日々の作業を代行するサービスでもありません。
担うのは、判断が必要な場面を整理し、経営判断につなげる役割です。
具体的には、
・労務上、判断が必要な論点を整理する
・法令・実務・運用の観点から選択肢を示す
・CFO・経営陣と連携し、判断しやすい形に翻訳する
・判断結果を、ルールや運用に落とし込む
こうして、現場が迷わず動ける状態をつくります。
このサービスで行うこと・行わないこと
外部労務責任者サービスでは、
以下の役割を担います。
行うこと
・労務上、判断が必要な論点の整理
・法令・実務・運用を踏まえた選択肢の提示
・CFO・経営陣との判断整理、意思決定支援
・判断結果をルール・運用に落とし込む支援
行わないこと
・採用業務、人事戦略の立案
・定型業務のみの代行
・経営判断の代行や最終決定
他サービスとの位置付け
本サービスは、労務BPOや社労士顧問の代替ではありません。
判断が増え、社内で担いきれなくなったフェーズにおいて、それらのサービスを 機能させるための「判断機能」を補完する位置づけ です。
どのような会社に向いているか
外部労務責任者サービスは、次のような状態にある企業様に向いています。
・人事労務を総務・経理が兼業で担っている
・判断が増え、管理部門の負荷が限界に近い
・人を採る前に、まず体制を整えたい
・事業拡大・組織拡大のフェーズにある
・上場準備やガバナンス強化を見据えている
規模の大小ではなく、フェーズと状態が判断基準です。
判断を外に出す、という選択肢
人事労務の課題は、作業量の問題として見られがちです。
しかし実際には、判断を誰が担うかという問題であることが多くあります。
外部労務責任者サービスは、今、社内で一番重くなっている労務の判断機能を、一定期間、外に置く選択肢です。
人や事業が止まらないために。まず、判断から整える。
そのための支援を行っています。
